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木に感謝 S・H兵頭

  今年も薪ストーブの季節になった。入れてから10年目となるが、今年初めて吸気と排気の説明を専門家から受けて、なるほどと思った次第である。今まではストーブにそのようなレバーがあるのは当然知ってはいたが、効果がある物とは思わず使わなかった。これは車に例えると、ローでスタートしてから高速道路までそのまま走っていたようなもので、燃費の悪さはこれにせいだったようだ。スタートで吸気と排気を最大にして、木に完全に燃え移ったら徐々にそれらのレバーを絞って行き、炎をボウボウ状態からユラユラ状態に変える。その状態ではストーブ本体の温度も上昇し、扉を開けての木の投入頻度も減る。そうすると、ススの室内への侵入も減るので、部屋の空気と壁天井は汚れにくい。寝る前に大きめの木を投入しておくと、深夜までユラユラ燃やしておけば、朝方でも室温は暖かいままである。知らないとは恐ろしいものである。

 年の瀬の今日この頃、市内の幹線道路の街路樹の散髪のような剪定を見かけるようになった。なぜこのような無駄な事をするのだろうといつも思う。散髪された樹々は決して美しくない。農家は日陰を嫌うがこの名残が農耕民族の我々にはあるのだろうか。農業を継がなかった私は、春は新緑、夏は日陰を作ってくれ、秋は紅葉、冬はその訪れを知らせる、自然のままの樹木が好きである。

 街路樹はそのままの状態で置いてほしい。特に私は年中、公私ともに市内をバイクで移動する。特に7・8月のヘルメットの中の頭、半そでのシャツから出ている腕、ズボンの中の足は直射日光が当たる場所で信号待ちをすると熱くて堪らなくなる。そこで私は信号まで50m手前でも街路樹の作る木陰の路肩でストップするようにして、青信号になる手前でスルスルと始動するようにしている。こうすると、移動中は生ぬるいとは言え風が体に当たるので何とかなるので、木陰で停車出来る場所では暑さにイライラせずにすむのである。

 この木陰があると、バイクだけではなく歩行者や自転車、自動車までも助かるのは間違いない。落ち葉の処理が問題だろうと言う人がいるが、剪定の費用をここに充てれば解決するのではないか。樹木の高度化に支障がある電線の地中化を促進し、緑豊かで過ごしやすい街にできたらと思う。都市と大きな樹木は相性がいいので、海外の都市や東京原宿は言わずもがな、街に陰影や雰囲気を造り、都市価値を上げている例は無数にある。

 今、石手川の岸辺から川面に覆いかぶさるように茂る大木が赤や黄色に紅葉し一年で一番綺麗な姿を見せている。初冬の夕日を浴びて光り輝くこれらの姿は、愛でるべき自然は春の桜だけではないなと思ったりもする。

 

投稿日:2018/12/03   投稿者:-