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球春近しMLB  S・H兵頭

 イチロー選手が古巣のマリナーズへの入団がようやく決まりました。現役野手の最年長だそうです。(ピッチャーには1歳年上のコローンという選手がいますのでメジャー全体で一位ではないのですが。)当然、自分の子供ほどの20歳台前半の生きの良い、米国はもとより各国の野球の天才達が、アメリカンドリームを夢見てドンドン上がってきます。彼らは「寝て起きたら上手くなっていた、球が速くなっていた」という年頃ですから限られたポジションを同じ土俵でハンディ(球団は少々実力が劣っても伸びしろがある若い方を使います。)を負いながらオジサンの方は頑張らないといけないことになります。

 それに加えて、メジャーでは「フライボール革命」という新理論が席巻しており、イチロー得意の叩きつけてゴロを打ち俊足を飛ばして一塁を駆け抜ける様な古いタイプは今は流行りません。最新理論としてホームランを打つための技術がもてはやされ、事実昨年の全選手のホームラン総数は記録的でした。

 ですから、イチロー選手の事を昔のようにヒーロー(イチローがヒーローだったからマリナーズは弱かったとも言え、その戦犯として放出されたとも見れます)として見てはいけません。活躍できるポイントとしては、ここ一番の決戦時に渋くバント安打で出塁し盗塁とエラーで三進し、内野ゴロの間に生還し1点差で逃げ切るパターンが思い浮かびます。ちょっとセコく書きましたが、高い石垣を積む時には大きな石の隙間に収まる小さな石も必ず必要です。大きな石だけで積むと必ず途中で崩れます。つまり名脇役になる事が必要だと思います。

 大きな石になりそうなのは、エンゼルスの大谷選手でしょう。彼の事は以前書きましたので、省きますが一メジャーリーグファンとして彼のプレーに一喜一憂で注目していくでしょう。

 イチローが17年前(2001年)にデビューした年に私はシアトルのセーフィコフィールドで彼のプレーを見ました。今年は大谷選手のプレーを見に行けたらと思っています。S・H兵頭

投稿日:2018/03/09   投稿者:-
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