休肝日 S・H兵頭
欠かせなかった、晩酌を止めた。否半分にした。きっかけはある情報である。それは、タバコはガンにも脳卒中や心筋梗塞等の血管系の病気にも悪いのは分かっていたが、酒も同様だと聞いたからである。それまでは酒は少々なら血管を広げてむしろそっちの方面では体に良いと思っていた。それが、特に私の様な酒に弱い体質の者には良くないらしい。
始めは週一で休肝日を設け、次に週二に増やし、一月後からは現在の一日飛ばしで飲む日と飲まない日を作っている。私は下戸の方なので、これは比較的容易だった。食前~食後の口が寂しい時は、ビールの代わりにノンアルビールを、水割りの代わりに炭酸水やコーヒーをと言う感じで、気持ちが酒に行くのを上手くかわしている感じである。酒はタバコほどの習慣性はないので、こんな簡単な代用品ですぐに気持ちが酒から離れるようである。
3年前に元弊社の社員で高校以来の友人が胆管ガンで死亡した。彼は有能な人だったが、酒が大好きでそれにより晩年は糖尿病に苦しめられ、ガンで逝ってしまった。生前は仕事で彼の意見を参考にさせてもらったことも多々あったが、今度は反面教師とさせてもらっている。
投稿日:2018/09/17 投稿者:-