大谷選手がMLBア・リーグ新人王を取った。普通に考えれば、当然の結果だったが、トランプ氏が大統領に成った国である。何が起こるか分からない。しかし結果は圧勝であった。二番手ヤンキースのアンドゥーハも優秀な成績でだったので、接戦を予想していたコメントが多かったが、それだけ画期的な活躍だったと言う事だろう。日本人が見るよりもアメリカ人が見る方が。
100年近く昔のベーブルースが比較対象になる記事が多かったが、日本で考えるよりもスポーツや文化面の過去の偉人に捧げるオマージュは我々日本人が予想する以上である。日本の場合は幕末の武士には過剰に脚光が浴びていると思うが、スポーツや文化は言うに及ばず、政治家や経済人その他の分野の偉人も物知りだけが知っている程度である。大谷選手は日本で同様の成績を収めても、東洋の小さな島国で一部の人から一時騒がれた歴史が残るだけだろうから、アメリカ行きは大正解であろう。彼もアメリカが騒ぐ事により、その余波は日本だけで騒がれるよりも、日本にも及ぶ効果は大きいとは事前には予想しなかったであろう。 大谷選手は来季、打者一本での勝負になるが再度ファンを驚かされる活躍をすることだろう。
メジャーリーガーでもう一人、過去このブログで何度か取り上げ、松山坊ちゃんスタジアムで大学選抜の試合をこの目で見てから、他の日米選手と余りにも桁違いのスピード(以前このブログで、人間の運動会にチーターが紛れ込み徒競走の選手らをあっという間にゴボウ抜き、と形容した覚えがある)を見せつけられてからウォッチングしている、ワシントンナショナルズのトレイ・ターナー選手。今期はセンターから本職のショートに戻っての初タイトルである盗塁王を取った。私の予想では長身細身の彼がもっとパワーを付けて、トリプル3(打率3割、30本塁打、盗塁30)をさらに先には本塁打王争いもするんではないかと薄々感じている。