久々に赤いトウガラシ S・H兵頭
赤いトウガラシこと、ドカッティ1000DSがあと300km程で、購入後の走行距離が1万キロになる。この文もその時、祝1万キロの題で書く予定はしていたが、少し早めることにした。
それは10日間ほど修理入院していたからである。修理でバイクを工場に入れたのは覚えている範囲ではバイク生活史上初めてである。それも派手なスピードを出した事故ではなく、いわゆる立ちごけと言えるほどの低速で。
その日私には驕りがあった。自宅から会社まで300m程の距離だからと、普段は絶対しないハンドルのミラーバーに紙袋をひっ掛けてスタートした。ハンドルが自由を取られるケースもあるので危ないに決まっているので普段することはないのだが、その近さから気軽に掛けてスタートしたのである。
右のハンドル側に紙袋を掛けたのであるが、右カーブでは右ハンドルが下側に傾くので問題はなく第一カーブは曲がった。次の第二カーブは左カーブ。右ハンドル側は上に上がるのでそこで袋がブレーキを閉めてしまい、カーブの途中でストップ。傾いていた車体はそのまま左下に転倒。そこで左レバーのクラッチが半分に折れてしまう。気を取り直して、発進して次の右カーブは前と同様に難なくクリアーするものの、幹線道路の左カーブで転倒しそうになるものの、左足を出して踏みとどまる。そして、最後の会社の置場に入れるための左カーブでまたもや左側へ転倒。半分残っていたクラッチレバーも数センチを残して二度目の骨折。ついでに左ステップも曲がってしまった。
教訓。①バイクを乗るときは慣れ・驕りは禁物。特に近場ほど油断はするな。②イタリア製は部品が脆い。費用は高い。
投稿日:2018/12/05 投稿者:-