タイムトラベル 兵頭
大洲高校普通科(全体225人)の還暦同窓会が先週あって出席した。3分の1ほどの出席者だったが、40年数年ぶりの人も結構いた。
初対面の人等と合う会合は違って、こういった会に出席することは始めは期待と不安で緊張するものである。しかし、会が進むにつれて至る所に輪が出来て昔話に花が咲く。そこへ誰彼となく、入ったり出たりして時がたつのも忘れ、あっという間に定刻が来る。今年初めの小中学校の同窓会は昼の12時に集まり、3次会が終わったのは夜11時であった。アメリカまで行ける時間であるが、それこそあっという間であった。
今回はそんなに長くは無かったが、人生で最も多感な時期を過ごした年頃の男女である。思いを寄せた、寄せ合った、当事者にしか見えない糸が会場を無数に飛び回っていたことだろう。お相手が欠席していて、糸を宙に当てどなく揺らめかせている者もいた事だろう。あっそうだったの!そうだったんだよ。そんな古くて新しい出会いもあっただろう。
そんな、人生の交差点での出会いも出来ずに早々と逝った人も各クラス数名づついた。次は何時出会えるのだろう。もしかしたら、あちらでかな。今と昔の時間の感覚を狂わす奇妙な会合、同窓会。
最後になりましたが、幹事さんご苦労様でした。お陰様で良いタイムトラベルが出来ました。
投稿日:2019/05/26 投稿者:-