いつ以来か記憶も定かではないが、久しぶりの風邪である。風邪と言っても私の場合は本格的な(体温が38℃以上あったり、咳や喉の痛みがあったりのもの)ものは滅多になく、市販の薬を飲んどきさえすれば、風邪をひいているのも忘れるほどの軽微なものである。唯一風邪を自覚する症状は、不必要に汗をかくことであり、そのせいで軽く一日5回くらいは下着を替えている。
だからであるが、運動も継続して行う。これがイケないのだ。運動をすると体の免疫力が弱くなる。以前何かのテレビ番組でトップレベルのアスリートが言っていたのだが、彼らは年から年中風邪気味なのだそうだ。毎日極限まで体を追い込んでいけば、反対のようなイメージもあるが免疫力が低下するらしい。そうすると外気の急激な温度変化に耐えられず微風邪をひいてしまうらしい。厄介なことに彼らはドーピングの問題もあるので、市販の風邪薬でも気軽に飲めないから、年中グスグス言っているということらしい。
この風邪気味になったのも、休日にちょっと体を動かし、汗ばんだ体でバイクに乗ったからであり、(乗った途端にヒャ!、と感じたその時に止めればよかったのだが)こんな状態はもう、半月を超えてしまった。我ながら自分自身の体にほとほと嫌にやるが、それでも運動はなかなか止められない。(運動やった後は、風邪ぎみ だろうが気持ちいいんだよ)2日続けて休むと、もう良いだろうとやり始め、5日ほどしてまだ直っていないと、又1日休み又やり始める。これの繰り返しである。
幸か不幸か、この半月は梅雨の雨が続いているので、どうせ元気でもバイクに乗れない。それなら、風邪ぎみでも何でも構わないのであるが、今日のような梅雨の晴間には乗りたいものである。(今回は乗った途端にヤバっと思ったのですぐ止めた)