赤トウガラシ まだ君に恋してる② 兵頭
前回の続き---
このように赤トウガラシは私がぞっこんのバイクだけど、他のバイク好きが気に入ることは余り考えにくい。
それは、以下の通りである。
①群れることができない。ハーレー乗りは特に群れて走りたがるが、赤トウガラシは一匹狼を好む。なぜなら、一台だけでも存在感があるからである。
②正面の顔が笑ってしまう。昔の怪獣映画を思い出させる。
③爆音ほど速くない。旧車でよくある事である。爆音は時に眉をひそめられる。
④ドカッティと言うと、気難しい、よく壊れる、運転が難しい、機体も修理代も高そう、憧れるが敷居が高い、等。これらの断り文句のうち、よく壊れるは間違いである。日本車と変わらない。従って、修理代が高くつくのは転倒した時である。運転が難しいのは、高回転型のエンジンだからであろう。しかし、これも使い慣れると、日常で使いやすい低回転型よりも気持ち良いライディングが出来るのだが。
⑤転売で商売は出来ない。使い潰す気でないと、ガッカリする。
それ以外、人によって沢山あるだろうが、私の愛には関係ない。
投稿日:2019/11/18 投稿者:-