年の瀬

 令和元年もあと数日のみになった。年々、年の瀬の慌ただしさも無くなって行くようだ。日常との区別も薄くなり、ただ長期の休日のみが残っているかのようだ。

 年の暮れの出来事を思い出してみる。来年10歳になる12月31日の除夜の鐘を布団の中で聞きながら、障子の下にあるガラス越しに、やけに明るい月を見上げていた情景を鮮やかに思い出す。そして、今まで長かった思いと、来年から10歳になり何が起こるか不安と楽しみと布団の寒さに身震いした思い出がある。

 20歳の年末31日は、帰省もせずにバイト先の大手出版社の書庫の守衛室で1月4日の朝まで一人で過ごした。帰省する金があるならスキー代に回したかった頃だ。

 30歳の年末は何をしていたのだろう。松山に帰ってきてはいたが、記憶が無い。40歳も50歳も無い。流石に去年の60歳時はあるが、紅白を時々横目に見ながら半分ほどしたら寝床に着いたと思う。

 若い時の記憶にあるような鮮明な思い出をこれからは作りたいものである。今年は北国の友人を訪ね、先月亡くなった彼のお母さんの仏壇にお線香を上げてこようと思っている。

  

会社の業務は28日午前中まで、年始は1月4日から行います。

今年中は大変お世話になりました。来年も引き続きよろしくお願い致します。

 

 

投稿日:2019/12/26   投稿者:-