薪作りの休日
先日の休みの二日間、薪ストーブ用の薪作りをした。小田からトラック一杯の樫の木を運んでもらい、これをまずストーブの燃焼室の長さ30~45cmの長さに切断し、それを適当な太さに二等分から四等分に斧で割っていく。
薪ストーブを使い始めて10年ほど経つが、ずっと自家製の柿の木の伐採分を利用していたのだが、今年は初めて外から購入した。一昨年から柿の伐採を止めたので、薪の在庫が底をつき、来冬用の用意をしたのである。
柿木は薪の品質としては〇△×の中の△である。くべただけ燃えて、火持ちが余り良くない。曲がった木が多く太い木も少ないので、割るのに結構手間取るし、燃焼室内での収まりも良くない。買ってまでは使いたくない木である。その点、樫の木は〇である。切り易く、割りやすい。燃焼室内の収まりも良く、着火しにくいらしいが、火持ちは抜群である。重く硬い木なので、移動させるには力が要るが、来冬が楽しみである。
都会はコロナで騒がしいが、好きな車で山道を飛ばし、見晴らしの良い丘の上で、薪作りに汗をなかす。一休みした時に感じる風にちょっとした幸せを感じる。田舎暮らしの妙味である。-兵頭-
投稿日:2020/04/22 投稿者:-