アベノマスクで思うこと
一昨日、全国の新型コロナによる緊急事態宣言が解除された。そして、そして次の日すでに忘れかけていた国から供給されるマスク、通称アベノマスクが届いた。安倍首相肝いりのコロナ対策で、各家庭に2枚づつ配られるものだ。それが発表されると、ギャグだの不格好だのと政権批判に油を注いだ一品で、さらに配給が遅いと散々揶揄され、民意とのミスマッチの象徴のように扱われた曰くつきのものである。
しかし、付けるとどうだろう。なかなか着け心地が良いではないか。紙マスクと違いしっとり感と蒸せない通気性の良さ、耳のうしろもゴムで痛くならない柔らかさ。それでいて数えてみると薄手の布を10枚ほど重ね合わせている構造なので多分ウイルス防御も良いはずだ。紙のものより小ぶりだが長時間付けるとなるとこれくらいの方が呼吸しやすくて良い。実際紙マスクはすぐに外してしまっていたが、こちらは先っきから1時間程付けたままである。しかし、マスコミ上で私の見聞きしたものでは、これらの美点は一切報道されていないように思う。
評価が180°変わった。風評、とくに政治がらみのものと実際とは全く違うので自分の実体験を基にした考えで判断することの重要性を改めて思った。-兵頭-
投稿日:2020/05/27 投稿者:-