燈台下暗し

 コロナによる外出自粛で、すっかり泊りがけの旅行はしなくなった。バイクでの遠出も無くなった。去年までは年2~3回程度は信州方面に乗って行っていたのだが、今年はダメである。

 行かなくなった今、振り返ってみると、炎天下の高速道路をよく10時間も12時間も二輪で行き来したものだと思う。四輪でも苦痛なのに二輪なら尚更(でもないの)であるが、いづれにしろ単調な反面、危険な行為と見る人もいるだろう。

 私は今でも当然そうは考えていない。信州や東京の2000キロの往復など世界一周を考えれば、アイドリングでエンジンを暖める程度であると考える。

 さて、ではバイクは日常の足として乗る以外は我慢しているかと言えば、それは無理である。そこで、近所の良い道を求めて走るのだが、それが意外と結構有ることに最近気づいたのである。

 まず、良い道とはどのような道であるか。それは、中速コーナーが続くある程度幅があり、見通しが効く道であること。信号や交差点が少ないこと。歩行者や四輪などの通行量が少ないこと、特に大型四輪車が少ない事などである。 

 でも、これは突き詰めるとサーキット場になってしまうが、そこまでの必要はない。目的は他人とタイムや順番を競いたい訳ではなく、バイクとの会話を楽しみながら、スピード感(絶対的なスピードではない)やカーブでの技術・浮遊感、そして頭は研ぎ澄まされているけど無になれる状態を求めているのである。

 それを求めて今まで遠方まで行っていたのであるが、それが松山周辺にも結構有ることを知ったのだ。特に南方面は国道33号線や56号線から入って行く道。東方面は奥道後方面の道。北や西方面は海沿いの道。但し海沿いの道はカーブも少なく、人や四輪車も多いので、日中は行きたくない道である。「ディスカバー地元」も悪くはないなと思っている最近である。気持ち詰まり気味であはるが。兵頭

投稿日:2020/09/08   投稿者:-