約50年前、私達兄弟はクリスマスプレゼントに今もスーパーとかで売っている、中にお菓子が詰まった銀色のブーツを枕元に置いてもらっていました。
時代は流れ、親に成った私は子らにスーパーでクリスマスプレゼントを買っていました。その1年間にそのスーパー系列のガソリンスタンドで給油に応じてポイントシールをカードに貼ってくれ、溜まるごとに商品券と交換するサービスをその当時やっていましたので、私の貯めた商品券はクリスマスシーズンには7~8千円分になっていました。それを利用して商品券分のプレゼントを買っていたのです。15年ほど前の事です。(そのスーパーも倒産し、別の会社が引き継ぎましたがそのサービスは無くなりました。)
私は有る時、クレジットカードの利用にポイントが付くことを知りました。それを又クリスマスシーズンに使おうと思い少額の買い物でもわざわざカードを使いました。一度商品券に交換したところ、2千円にしかなりませんでした。そこで私はしばらく換金しないで、ある程度ポイントが溜まってからと思いそのままにしておき、或る時交換しようと申し込んだところ「有効期限切れ」との連絡がありました。私は愕然としました。カード初心者だった私は期限があるなどと思ってもいませんでした。
今はどんな種類のお店でもレジではカードの提示を求められ、持っていないと言うと作らないかとするめられますが、その件以来その様なカードは一切作らなくなりました。
(別に考えたくもないですが、クレジットカードとか金融方面には私なんかよりも何倍も賢い人達がたくさんいて、私のようなケースや換金忘れなどを何割か見越して、つまり債務付きの売り上げが、債務が自動的に時間が立てば消えることを見越して商売しているんだろうなと。)
末娘に、今年のクリスマスプレゼントは自転車にすると約束させられ、この様なことを思い出しました。S・H