久しぶりに水泳が出来た。4月上旬からだから3ケ月弱ぶりのスイミングである。これはもちろんコロナによりプールの一般者の利用が制限されていたからであるが、これほどの水泳休止は日々の運動を始めてから15年ほど経つが初めてである。少しずつだが制限が緩和の方向へ進んでおるようで、嬉しいことである。(ついでで申し訳ないが、オリンピック開幕も来月となり喜ばしいことである)
これほど水泳を休んだ期間はないので泳いで初めて気づいたのだが、腕や肩の筋肉が相当落ちているようだ。肩が回らないしスピードも力も入らない。その辺は多分3,4回で元の感じに戻るだろうが、しかし心肺機能は落ちていないようで、1時間泳いでも息は上がらない。水泳が休みの間は下半身中心の持久系の運動を続けていたお陰だろう。
水泳が休みのこの期間、私はそれに代わる何かほかの運動をしたいと思っていたのだが、週6日間山登り・ジョギング・ウォーキング・自転車、と結構下半身に疲れがたまっていたため、上半身中心のものか、あるいは下半身を休める運動を模索していたのである。60歳までは毎日運動しても翌朝は何ともなかったが、還暦を過ぎると疲れを翌朝まで持ち越す事が多くなって来ていた。
そして思いついたのが、裸足のウォーキングである。いつものジョギングコースである、芝が張り巡らされた石手川の河川敷の上を、ジョギングシューズと靴下を脱いで歩くのである。この運動は足腰の筋肉や心肺機能の向上を目的とするものではなく、あくまでも癒し・足つぼを刺激することによるマッサージ効果・音楽もユーチューブの音声も聞かずに小鳥のさえずりを聞きながら、早朝の朝露で濡れた芝の上や所により土の上を歩くことによる気持ちの落ち着き、気分転換を目的とするものである。
時々、鋭利な小石が足裏に刺さることもあるが、切ったり怪我したりすることもなく、回数を重ねて足裏が厚くなってくるとこれらも無くなるだろうと思っている。兵頭
PS. 裸足ウォーキングで気づいたことなのですが、裸足の後で靴を履いて歩いてみると、靴の有難さが本当に実感できます。自然界では、ひ弱な人間の足がちっぽけな靴で守られていることが実感できます。