帰ってきた赤トウガラシ
赤トウガラシことドカッテイムルチストラーダ1000DSが2ケ月ぶりに帰ってきた。クラッチの故障で修理工場に入っていたのである。故障の原因は、この夏の長雨でバイクに掛けていた防水シートの破れていた箇所から雨水が侵入し、防雨性能が弱いこの車のクラッチカバーの隙間から侵入したものだった。取り換えた元パーツを見たが雨で錆が相当出ている状況だった。私が中古で買った時点で、純正品から社外品に取り換えていたらしく、それを今回純正品に替えたのである。
帰って来たバイクに乗った印象は、「これは赤トウガラシではない。ピリピリガシャガシャしたところが無くなっている。」雨が入るような隙間が塞がって音が外へ漏れる量も少なくなり、かつ刺激的な荒々しさが無くなりスムーズさが増した。パワー感も増したようである。荒々しさが無くなったのは少しというかだいぶ残念である。このバイクの大きな特徴はその音の荒々しさの反面扱いやすさであったが、スムーズ&パワフル&扱いやすさに変わってしまった。
これはどの様に受け止めたらいいのだろう。外見以外はまるで普通のバイクになったようだ。使い方は短距離型から中距離型へと変わった。でも、最初はチョットと思ったが、十分いいバイクなのだ。否、毎日乗りたいバイクである。
ということで、通勤・仕事にも昔の様に使い出した。朝からドキドキ感が味わえるなんて、幸せなことだと思う。兵頭
投稿日:2021/09/29 投稿者:-