太古の世界へ

 ひと月半振りの投稿となる。その間にも、書き残すべきことはあったので、久しぶりにキーボードを叩く事にした。

 先月、9月以来の北軽井沢に行った。今回は一人旅のバイクライディングが目的ではなく、大阪の叔母・従妹との三人旅となった。彼女らとは2度目の旅行になる。

 懸念事項が無かった訳ではない。3泊のうち2泊は、キャンピングカーでの宿泊が初めての(オバチャンだけど)女性2人が狭く不便な車内に馴染んでくれるだろうか。オイルヒーターがあるとは言え、「寒くて寝られないから、ホテルを探してくれ」と夜中に言い出さないだろうか。その辺の不安を抱えながらの旅行になった。しかし、恐れは杞憂に終わった。反対にキャンピングカーを気に入ってくれたのには正直意外だったが、多分日常から離れて森での秘密基地のような生活が、元々持っていた原始の血を騒わがせたのだろう。又、来たいと言うので、次回はヤリと弓矢とバーベキューセットを用意しといたら、獲物を調達してくれるだろう。今から楽しみである。

 彼女らは私が乗って行ったルノー・カングーを、人も荷物もたくさん入る(リンゴ買いツアーに付き合わされ、10箱も買い込んで車に積みこんだ)と気に入り、従妹は今度買い替える時にコレを「ちょうだい」と言うので、冗談半分に「いいよ」と言ったのであるが、更にエスカレートして買い替える新車をもらう夢を見たと言い出した。それも「いいよ」と私は気圧されたのか、酔って運転していたのか、そう言ってしまったようだ。この場で訂正しておくが、あげるのは中古の現車であるので、勘違いしないように。大阪のオバチャンは恐ろしいことを改めて知ることになった。

 恒例の定期健診を受ける。毎年受けて、自分の健康状態を定点観測しているのだが、自分なりの気になる数値がある。その一つが身長であるが、50歳すぎ辺りから171をピークに毎年数mmづつ縮んで行き、4~5年前には169も切りそうな勢いがあったのであるが、あることを切っ掛けに毎年2mmづつ伸びだしたのである。

 それは、踵落としである。背伸びの状態からそのまま踵を地面に落として脳天まで響くくらいに骨に刺激を与えるのである。それを朝20回程度(本当は昼、夜と同じくらいやったほうがいい)と、手軽に出来るのも良い。今年は169.8まで来たので、来年は久々の大台に乗せたいと思う。どうでもいいような事であるが。

 今年も薪ストーブの季節になった。やはり、その温かさは病みつきになる。昨日は社員のR君に手伝ってもらい、私がチェーンソーで切断し、彼が斧で割るという分担作業で来年・再来年の薪を作った。今はクヌギの木を使っているので、作るのは硬くて手間がかかるが燃やすと火力が強く、燃費もいい。寝る前に大きめの薪をストーブに入れ、庫内の空気の出入りを抑え目にしておくと、寒い日でも朝まで家中が温かいままで過ごせる逸品である。

 今流行りの二酸化炭素は、燃焼時に排出するが、薪にするその木が成長段階でそれ以上の酸素を排出してくれ、森の災害や自然も守っているので、差し引きプラスで環境にも優しい暖房設備でもある。一度据えれば半永久的に使えるので、設置時の高いコストもある程度カバーすると思う。そして、何よりあのオレンジ色の炎と木の燃える香りが私を太古の世界へ誘ってくれるのである。兵頭

 

 

投稿日:2021/12/13   投稿者:-