ふたご座流星群
今朝の松山地方はこの冬一番の寒さだった。私は4:30AMに起床しベランダへ出て夜空を見上げた。お目立ては、ふたご座流星群である。
今までも、彗星だの流星だの日食、月食だのを見る機会は多々あれど、雨天・曇天、逆に月夜で空が明るい、知っていたが忘れていた、真夜中で自分が絶対起きれない時間帯だった等の都合で、今回の様に名前が付く様な天体現象を見たことが無かった。今回はそれらの障害がオールフリーの好条件であったのである。しかも、今回は1時間に4~50個のまとまったものなので、見過ごすことはないだろうと思った。
さて、流星群が地球に現れる理由はネットで調べたところによると、宇宙のチリが太陽の引力圏内に集まり円盤状或いは帯状に周回している中に地球が侵入することにより大気圏内でそのチリが燃焼することにより生じるらしい。そして今年のふたご座流星群は12月14日の深夜1時~5時がそのピークらしかった。
明け方の松山上空には月も雲もなくほぼ暗闇で、冬の星群もたくさん見ることができた。私が見上げ始めて3分5分経っても一つも見つけられない。もう5時に近いので今日のショーは終わりかなと思ったところ、天頂から北東に掛けて北斗七星をバックにして、一つ大きめのが目に入った。その辺りを中心に見続けていると、サッ-・サッ-・サッ-(もちろん無音だが、音を付けるとするとこんな感じ)濃ゆいの、薄いの、長いの、短いのがサッ-・サッ-と期待してた通りの流星を見ることが出来た。プチ感動である。兵頭
投稿日:2021/12/14 投稿者:-