旅行から帰ってもう一月以上も経ったのに、まだ完結していないなんて。日々そう思っていたのですが、なかなかこのページを開ける気がしなくて、延び延びになっていました。記憶が薄まらない内に書いておきます。
二日目のホテル「あかん遊久の里 鶴雅」はアイヌ文化色が残るエリアの阿寒湖畔に立つ素敵なホテルでした。温泉も料理も素晴らしかったです。(本当に北海道の食い物は美味い)近くのアイヌ文化継承地や土産物店もほとんどアイヌ関係のものでした。四国にいてはなかなか触れられない貴重な体験でした。
車の運転と食べてばかりのこの二日間、ちょっと運動不足気味になっていた私は、翌早朝にホテルをジョギングシューズを履いて飛び出し阿寒湖畔の遊歩道を1時間ほどかけてゆっくりと走りました。豊かな自然の中で汗をかき、私にとってはこの上ない幸せな時間を頂きました。
ジョギングが終わる朝7時ころから小雨が降りだした今日の予定は釧路湿原でした。昼前に着きましたが案の定、展望台から見る此の地はちょっとガッカリ。靄もかかり、まともに見えません。旅行前は私が最も見たかった場所でしたが、残念。雨もあり、我々はかすんだ展望台を早々に引き上げました。
北海道を改めてドライブして考えたのは、バイクで走ったらどんなだろうか、ということです。(バイク乗りは常にこんな思考をします。)思ったのは、この真っすぐな道を淡々と走っても面白くないだろうと。それよりこんな道は大きなSUVでゆったりと走るのがいいのだろう。否、ハーレーなら気持ちいいのかな。でも、ハーレーは自分の趣味じゃないから。まぁ関心のない人ならどうでもいいこんな事を考えたりして、ドライブ中気を紛らわしていたのですが、楽しかった北海道はこのくらいにして、次回はバイクでの信州の南アルプス山脈の峠越えを書く予定です。S・H