6/23・24・25と社内旅行で北海道の道東へ行ってきました。10年ぶりの北海道旅行兼社内旅行でした。前回は札幌、小樽、旭川、富良野あたりの道央でしたので、そのとき誓った次回は道東へ行きたいな、と言う淡い想いを叶えたことになります。
まず、快晴の女満別空港に降り立った社員6名は2台のXトレイルに分乗し、向かった先は網走刑務所です。道中車上から見る久しぶりの北海道の風景はやはり大陸的で伸びやかなものです。直線が何キロも続きますが、全く退屈しない自然の広がる風景でした。
車のナビで網走刑務所を目指したのですが、実際の刑務所と博物館が別々の所に二か所あるとは知らずに右往左往し通行人に聞きながらやっと実物の方へたどり着きました。ここはたぶん50歳代以上の人でないとピンと来ないでしょうが、それ以上の任侠映画全盛から衰退期(私の世代はこちらの方)を知る人は、網走といえば「刑務所、高倉健」となります。そこは、古い煉瓦造りの5mほどの高さの塀と古めかしい門で囲まれていました。立て札の刑務所の成り立ちを見ますと、なんでも大正時代に網走から札幌への道を拓くために此の地へ刑務所を造り、受刑者をその役務に就かせたということです。南国生まれの自分らの想像を絶する過酷な労働刑だったのでしょう。犠牲者は数百人を数えたということです。
網走刑務所を後にして、レンタカーのXトレイルの柔らかい乗り味を楽しみながらオホーツク海を左手に見て一路今晩の宿泊先のウトロの知床第一ホテルへ向かいます。途中名瀑「オシンコシンの滝」は若い連中の車は素通りしたらしく、こちらの車だけ降りてなかなかの風景を楽しみました。
ホテルは部屋も温泉も良かったですが、料理はさすが北海道らしく海の先、山の幸とも素晴らしいものでした。
ー続くー S・H
昨日、腕時計の電池交換をしました。秒針が2秒に1コマずつ進むようになり、電池寿命の終わりを告げるようになったからです。
前回も約3年前に分解洗浄と併せて電池交換しました(確か、このブログでも書きました)。亡父の形見のこの時計(オリエント)は、しばらく電池切れのままで私の机の引き出しに眠っていたもので、20年ほど使った自分の時計(シチズン アテーサ)を休ませて、父を思い出す物を傍に置きたいと思い再登場させたものです。
昔の時計ですから文字盤は小さめで、そこここに傷がありますが、実用面(正確性、防水、故障等)に全く問題はありません。むしろ派手さや遊びが全くないところが、在りし日の父の面影を忍ばせ、どんな高級時計よりも私には価値が有ります。
今回の電池交換に際してゴムパッキンも併せて交換してもらおうと思いましたが、型が古くて会うものがないらしく、防水面ではちょっと気を付ける必要がありますが、これからも大事にしていきたいと思っています。S・H