MLB終戦と言っても、優勝決定シリーズは今日から始まっているが、大谷選手の所属するエンジェルスの戦いは終わった。
彼の成績は打率.190、本塁打7、打点24、と60試合のシーズンとしても物足りない、どころか不調のシーズンだった。ピッチングの方も数イニングのみの出場で全く冴えなかった。ピッチングは利き腕を傷めたのが原因だったが、バッティングの方は腰が引けた、へっぴり腰に崩されたスタイルが目立った。
日本時代も言われた事だが、フルシーズンを戦えた事の方が少なかったし、大リーグへ行って3年経つがどのシーズンも休場が目立った。才能に体が付いて行かない印象がある。まだ25歳、二刀流の夢を叶える姿をファンの一人として見てみたい。
一方、ダルビッシュ選手や前田選手はMLBに来て、ベストシーズンだった。サイヤング賞もいけるんじゃないのかというほど素晴らしい出来だった。
何度かこのブログで取り上げた、大学時代に松山の坊ちゃんスタジアムで全日本と対戦した現在ナショナルズのターナー選手。彼は私の見込んだ通り今季は素晴らしい成績を上げている。打率.335 で4位、盗塁12で第2位、長打率.588で第6位とメジャーのトップ選手に成った。スカウトの気持ちが分かる気がする。兵頭
前回この欄で「燈台下暗し」と、地元の道路の良さを記したのだが、やはり信州の道はさらに良かった。こんな道は他には無いだろうと思うような道が随所にあるのだ。
バイクでは去年の7月以来であった。今までと大きく違ったのは、今回は車(カングー)にバイク(モンスター696)を積み込んでの往復であったことだ。バイクでの高速道路の単調で長時間でリスキーな走行を多少なりとも軽減するつもりであった。慣れないバイクの積み下ろしや車中での固定等の問題もあったが、おおむね新しい試みは成功で今後も継続するつもりだ。特に雨中や夜間走行は車の方が断然安全である。日和った訳ではない。
この実験も旅行の目的の一つであったが、メインは戸隠神社参拝と、北軽の土地の状態確認、キャンピングカーの雨漏り修理の状態確認である。
四連休明けを狙ったので神社も参拝者は少なく(去年の5月連休には長蛇の列で待ち時間計測不能状態であった)、台風12号と重なったものの日頃の行いの良さが影響してか、台風が大きく逸れてくれて台風一過の青空の下、中型バイクを思いっきり楽しめた。今まで乗って来ていた大型バイクでは消化不良になるような高速道路以外の道がモンスターでは思った通りピッタリである。
北軽の土地は前回草刈りしてから1年も経っているので、伸び放題であったので、次回はバイクの隣に草刈り機も載せて行こう。
キャンピングカーは雨漏りは止まっていたが、バッテリー上がりでエンジンが掛からず寒さで車中泊出来なかったのは残念だった。予定より一日前倒しでgo to home。兵頭
コロナによる外出自粛で、すっかり泊りがけの旅行はしなくなった。バイクでの遠出も無くなった。去年までは年2~3回程度は信州方面に乗って行っていたのだが、今年はダメである。
行かなくなった今、振り返ってみると、炎天下の高速道路をよく10時間も12時間も二輪で行き来したものだと思う。四輪でも苦痛なのに二輪なら尚更(でもないの)であるが、いづれにしろ単調な反面、危険な行為と見る人もいるだろう。
私は今でも当然そうは考えていない。信州や東京の2000キロの往復など世界一周を考えれば、アイドリングでエンジンを暖める程度であると考える。
さて、ではバイクは日常の足として乗る以外は我慢しているかと言えば、それは無理である。そこで、近所の良い道を求めて走るのだが、それが意外と結構有ることに最近気づいたのである。
まず、良い道とはどのような道であるか。それは、中速コーナーが続くある程度幅があり、見通しが効く道であること。信号や交差点が少ないこと。歩行者や四輪などの通行量が少ないこと、特に大型四輪車が少ない事などである。
でも、これは突き詰めるとサーキット場になってしまうが、そこまでの必要はない。目的は他人とタイムや順番を競いたい訳ではなく、バイクとの会話を楽しみながら、スピード感(絶対的なスピードではない)やカーブでの技術・浮遊感、そして頭は研ぎ澄まされているけど無になれる状態を求めているのである。
それを求めて今まで遠方まで行っていたのであるが、それが松山周辺にも結構有ることを知ったのだ。特に南方面は国道33号線や56号線から入って行く道。東方面は奥道後方面の道。北や西方面は海沿いの道。但し海沿いの道はカーブも少なく、人や四輪車も多いので、日中は行きたくない道である。「ディスカバー地元」も悪くはないなと思っている最近である。気持ち詰まり気味であはるが。兵頭