日記 2021年5月 | 松山市周辺の不動産をお探しなら株式会社青い国不動産にお任せ下さい。

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日記

DIARY

  5月26日はスーパームーンに皆既月食が重なると言う事で、午後8時ころを楽しみにしていたのだが、残念ながら雨こそ降らねど、梅雨空の分厚い雲に隠れて観月出来なかった。神秘的な月を見ながら聴こうと思って用意していた、ピンクフロイド「ダークサイド オブ ザ ムーン」だけは聴いた。

 さて、我が意を得たり、と思える書評があった。それは、日経ビジネスの今週の1冊欄にロルフ・ドペリ著「News Diet」を紹介した作家の梶山寿子氏のものである。

 概略を書くと、コロナ禍におけるコロナ疲れ、「コロナニュース疲れ」の事で、洪水のようなこの関連のニュースを浴び続け、人々は自分ではどうしようも出来ないことを連日連夜多方面から聞かされると、無気力に支配され生きる力を失ってしまい、「コロナうつ」に陥るようになる。そこで、ニュースを断つのであるが、断つのは浅く短い電子版であり、紙媒体の長文ものは推奨している。それで、自分に関係のある分野のニュースを深く学ぶことが大切である、という。「ニュース産業がなければ、テロリストは生まれない」「報じられていない出来事ほど重要度は高い」とも言っている。

 私も一時期、テレビ局や新聞社の発する社会性のある全国ニュースこそ重要であり、それ以外の情報は一段価値の落ちるものであると思っていた時があった。もちろん今はそんなことは微塵も思っていない。むしろ反対に、その恣意性偏向性、横並び的性格、無責任性格、弱い者の味方の振りをしての驕り性格、他人に厳しく身内に優しい、針小棒大、マッチポンプ等悪口ならいくらでも思い浮かぶ。

 このような情報が溢れる世の中で、私がいつも心がけていると言えば大げさだが、思っている事がある。「月と五円玉の遠近感」である。五円玉の穴から月が見えるほど五円玉を目に近づけると、さも五円玉の方が月より大きく感じることもできる。これと同じ理屈で、重要な事柄の手前に些細な事を置いてしまうと、何が大切かを見失ってしまう場合もあると言う、当たり前の事である。

 この見誤らす技法はマスコミだけではなく、日常的に我々の身の回りでも頻繁に起きていることではある。これが冒頭の「コロナニュース疲れ」の根源的な原因だと私は思う。例えば、身の回り以外のコロナのニュースが個人的にそんなに大切か(愛媛県の場合は500人に一人感染)どうか、もっと大事な情報は500人おれば499通り有るはずで、それが五円玉に隠されている月なのである。

投稿日:2021/05/28投稿者:-

  四国地方が梅雨入りした。今年は観測史上最早らしい。これから2ケ月ほど雨ばかりだと思うと、少し憂鬱になるのだが、飲用水や農業用水、植物にとっては大切な天の恵みである。

 梅雨入り当日、快晴だった先日の休みは、トラクターで田んぼの代かき前の田起こしをやった。一ケ月ほど前にもやったのだが、草が又伸びてきたと、母からの依頼である。農業一筋80年の超ベテランの行動は私ら農業素人から見ると、ここまで必要なのかと思うほど雑草を徹底的に嫌う。

 田起こし中のトラクターの上で私は暇である。唯一Uターンの時だけは気を付けてるが、後の直線ではスマホでメジャーリーグの結果を見たり、鷺がトラクターの音に驚いて土の中から飛び出して来るカエルを長い口ばしを箸の様に器用に使い、次から次へとカエルを捕まえて2~3度噛んでは胃袋へ放り込んだり、スズメが同様に土の中から飛び出して来る土蜘蛛を上手に捕食したりしているのを車上から眺め、気ぜわな世間から離れてのどかにトラクターを運転している。

 トラクターついでに思い出したのが、GW中に行った群馬県の嬬恋のキャベツ畑とそこのトラクターである。この巨大さと言ったら、私のそれと比べるとSクラスベンツと軽トラ、戦車とリヤカー程の違いである。パワーも私の物が20~30cm程の深度しか掘れないのだが、あちらの物は1m位の深度で耕せるのだろう。

 その巨大なトラクターが行き交うす浅間山の麓、標高1000mの寒冷な高原の広大なキャベツ畑は、今が夏秋キャベツの種まきのシーズンの様だ。

 そのキャベツ畑の真ん中にバイクライディングに楽しい道がある。その道は信号もなく上へ下へ右へ左へとバイクをジェットコースターの様に丘陵地帯を走らせることが出来るのであるが、その途中の道路端に一本の満開の桜の木があるのを見つけて停車した。その朝は快晴で、山頂に雪を頂いた浅間山を背景にその桜を撮ろうとスマホを取り出して構えてその画面を見ると、何とそれは昔私が自分の中で理想の桜の風景を思い描いた心の中の風景そのものと言っていい組み合わせ(雪山と桜)なのである。

 私は良いアングルで取ろうと前後左右動いてみたが、山はきれいに映るのだが、桜の木が逆光で花びらが暗くなっている。折角なのだが今年は撮影は止めて、来年5月の午後に撮ろうと思った。きっと晴れているだろう。兵頭

投稿日:2021/05/17投稿者:-

  昨年のGWは、どこにも行けずにモヤモヤしていた。否それ以上に感情的になっていた。こんな休みはもう要らない、仕事していた方がましだ。無為に漫然と時間を浪費するなんて、囚われの身と変わり無い。だから、休み明けはイライラして気持ちが落ち込んでいた。自分の人生が失敗だったと決定したように。昨年のGW=グレーウイーク

 今年のGWは、スッキリだ。今やりたいことをやり尽くした感じだ。北軽井沢をベースに三日間、長野・群馬の素敵な道を走り回った。やっぱり、ここはバイク天国だ。今年のGW=ゴールデンウイーク。我ながら、いい歳をして現金なものである。

 コロナ禍のアナウンス効果の影響からか、行きも帰りも高速道路はガラガラ。ドゥカティ696を積み込んだルノーカングーも一度の渋滞にも合わずに快調に走った。一方、一般道はバイクツーリング客が多く、志賀高原の各ゲレンデや周辺のレジャー施設は満杯で、私みたいな遠方からの来訪は少なく、近県の客で賑わっていたのだろうか。とにかく今年は、私の信条「疲れたけど、面白かった」である。

 もう一つ記しておきたいことがある。今までキャンピングカーの電気はエンジン頼りだったが、今年から電柱の電気を引き込んだので、エンジン始動の不安や排ガス、ガソリン切れ、バッテリー放電等の心配から解放された。一般家庭の電化製品を普通に使用でき、当然この季節でも0度を下回ることがある彼の地に於いても、狭い車中でも安心のオイルヒーターで温かく過ごせ、就寝できる。野趣的にはどうかと思うが、当たり前の事が嬉しい。兵頭

投稿日:2021/05/07投稿者:-
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